野球を、もっと自由に。トクサンが語るスタイルと未来 | STANCE スタンス

野球を、もっと自由に。トクサンが語るスタイルと未来

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2016年からMLB(メジャーリーグ)全30球団のオフィシャルソックスサプライヤーを務めるSTANCE。日本でも、プロ野球からストリートカルチャーまで、スポーツとスタイルの境界を越えながら、足元からカルチャーを支え続けてきた。

そんなSTANCEが、日本のブランドアンバサダーとして迎えたのが、野球YouTuberのトクサン(徳田正憲)。競技としての野球だけでなく、“文化としての野球”を発信し続ける存在だ。

YouTubeというフィールドで、彼は何を見てきたのか。そして、野球とスタイルの未来をどう描いているのか。STANCE STORIESでは、トクサンの言葉を通して、“いまの野球”と“これから”を探っていく。

徳田 正憲
野球YouTuber(トクサンTV / https://www.youtube.com/@tvar3375
@tokusan_no.0_appare


野球とYouTube、その原点

まず、野球を始めたきっかけから教えてください。

小学校3年生のときに、野球じゃなくてソフトボールから始めたんです。
公園で遊んでたら、たまたま声をかけてきたおじさんがソフトボールの監督で。しかも父親の友達だったんですよ。「そんな公園で遊んでるんだったら、こっち来て遊べ」って連れていかれたのが、始まりでしたね。

ご家族が野球をやっていたわけではないんですね。

全く違います。父は柔道で、母は陸上。いわゆる野球一家ではなかったです。そこから普通に中学でやって、高校で帝京に行って。硬式野球を本格的に、って感じですね。

野球YouTuberとして活動を始めたきっかけは?

これ、よく聞かれるんですけど、正直「自分が目指して始めた」って感じじゃなくて。2016年の8月にチャンネルが動き始めたんですけど、最初は「トクサンTV」じゃなくて「ライパチボーイTV」だったんですよ。

当時、うちの代表の平山(動画内だと“兄貴”って呼ばれる人)が、「素人であれだけ見られるなら、プロの映像制作がやった方が面白いんじゃないか」って考えたのがスタートで。ただ本人はテレビ局に勤めてたから表に出られなくて、まずライパチが選ばれたんです。

そこからトクサンが呼ばれた、と。

そうです。平山が「思ったより面白くないな」って言い出して(笑)。「喋れるやついない?」ってなって、僕がゲストで呼ばれた。で、僕が喋ってたら「トクの方がええな」ってなって、その年の8月23日に「トクサンTV」がスタートしました。

当時は教員を目指していたんですよね?

そうですね。教員免許も取りに行ってたし、学校の先生になろうと思ってました。ただ、もしYouTubeをやる“理由”があるとすれば、野球を教えたいっていう気持ちが根っこにあって。先生になったら、その学校の生徒にしか教えられないけど、YouTubeなら全国、いや全世界に届けられる。「どうせ教員になるなら、こっちで言語化とか伝える練習をしてからでもいいんじゃないか」って言われて、確かにってなって。


スタイルとしての野球、STANCEという選択

ここ数年の野球の盛り上がりをどう見ていますか?

日本の盛り上がり方って、プレイヤー層というより“観る側”の影響が強い気がしていて。WBCがあって、野球人口が爆発的に増えたかというと、多分そうじゃない。でも「野球面白いよね」って思った若い世代が、いつか親になったときに「野球やらせよう」ってなる可能性はある。今は、その層を作ってる段階なんじゃないかな、って思います。

野球人口を増やすために必要なことは?

ルールの規制緩和、っていうのは一つ大きいですね。STANCEのソックスみたいに、良いもの・かっこいいものがあるのに、「二枚重ねで履かなきゃダメ」とか「ネイビーはいいけどロイヤルブルーはダメ」とか、まだそういうことをやってる。

せっかく「これかっこいい」って買ってもらっても、試合で使えなかったりする。そういうのをひっくり返さないと、「自由にできるスポーツ」って概念は生まれないと思うんです。

STANCEのソックスを履いた印象は?

率直に、むちゃくちゃ履きやすいです。野球用も、普段用もずっと履いてます。最初は多分、野球ショップで見かけて「なんだこれ」ってなったのがきっかけかな。デザインもおしゃれで、生地もしっかりしてるし。

チームとしても早くからサポートしてもらってて、みんな気に入って履いてます。程よい着圧もあるし、足の甲とか、かかととか、上までしっかりサポートしてくれる。

プレイへの影響はありますか?

これ表現合ってるかわかんないですけど、“邪魔しない”んですよ。一般的な野球ソックスって、プレー中にズレたりシワができたりするけど、STANCEはそれを感じたことがない。ここ8〜9年くらい履いてると思うんですけど、1回もないですね。

気分が上がる、という意味では?

これはカジュアルソックスの話ですが、毎朝悩みます(笑)。どれ履いていこうか論争が勝手に勃発するんですよ。服と靴との相性もあるし。

去年、東京ドームでドジャース対カブスの開幕戦があったじゃないですか。あのとき僕、カブスのユニフォームを羽織って、カブスのソックスを履いて行ったんですよ。そしたら、みんなに「めちゃくちゃおしゃれ」って言われましたね。

STANCEを選ぶ理由は?

背景をちゃんと入れてくれるじゃないですか。ホームページとかSNSとかで。ああいうのが好きなんですよ。自分に関係ないテーマでも「へえ、そうなんだ」って興味引かれるし、そこから選ぶこともある。

あと、野球界って“おしゃれ”を声高に言いづらい世界だと思うんですけど、STANCEはそこをぶち壊しにいける感じがある。両足で柄が違うやつとか、あれめちゃくちゃ好きで。足元が目立つのが楽しいんですよね。

今後、STANCEに期待することは?

今のまま、とにかく続けてほしいです。僕らをワクワクさせるものを作り続けてほしい。あと、今まで縁がなかった人たちにも「意外と近い存在だよ」って伝えたい。“普段履いてる靴下”の中に、遊び心とか自分のポリシーを持てるよっていう。


野球の未来と、次の世代へ

今後、野球とどう関わっていきたいですか?

今年の8月で満10年になって、11年目に入るんですけど。この10年で、指導法とかトレンドって目まぐるしく変わった。「こうだよ」って言われてたものが「違ったね」って何回も変わる。でも、“違った”とされたものの中にも、合ってる部分はあるんですよ。

その10年で培った引き出しを、トクサンTVを通じてどう現場の大人たちに伝えるか。YouTubeって空中戦なんですけど、地上戦で苦しんでる人たちがたくさんいる。だからイベントや野球教室で全国に行って、熱を持った言葉で伝えていきたいです。

指導者層へのメッセージも強いですね。

指導者って、自分の成功体験しか引き出しがないことも多い。愛を持って教えてるのに「古いよね」って言われる悲しさがある。だから過去を否定するんじゃなくて、過去を財産として次へ進むための“前向きなアップグレード”を促したい。そのメッセージは伝えていきたいですね。

最後に、野球少年たちへ一言お願いします。

中学時代って多感で、目の前のことが全部になりがちだけど、世界で戦う野球人を目指すなら賢くならなきゃいけない。野球と同時に学業も頑張って、目標と目的を持って、日々全力で野球をしてほしいなと思います。


野球の魅力は、勝敗だけでは語れない。そこには、スタイルがあり、価値観があり、文化がある。

トクサンが語ってくれたのは、技術の話だけではなく、野球とどう向き合うかということ。足元にSTANCEを選ぶことも、その延長線にある。自分らしいスタイルで、野球を楽しむこと。

STANCE STORIESは、そんな“ありきたりじゃない野球”の物語を、これからも追い続けていく。

 

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