DA RULK | STANCE スタンス

本国アンバサダー

DA RULK

DATE :

 

STANCEのアンバサダー集団、PUNKS&POETSの一員であるダ・ラルクは、機能的な強さとコンディショニングのスペシャリスト。そんな彼に話を聞いてきました。ダ・ラルクは、数々のオリンピック選手やプロスポーツ選手などのトップアスリート、セレブリティと仕事をし、サッカー、野球、ソフトボールのナショナルチームのユースプログラムに携わってきました。また、エリート特殊部隊、消防隊、警察、海上保安機関といった世界中のファーストレスポンダーに向けた活動で世界的に知られています。彼自身のことや彼のフィットネスのやり方についてたくさん聞くことができたインタビューをぜひチェックして!

※ファーストレスポンダー=事故、自然災害、テロなどの緊急事態にいち早く到着し、支援を提供する専門的な訓練を受けた人。

 

 

ダ・ラルクの名前の由来は?

元々は、ブラジル人の友達が僕のトレーニング中の姿を見て強そうだから“HULK(ハルク)”って呼んでたんだ。HULKをポルトガル語で書くと“RULK”なんだけど、ポルトガル語知らないとRULKをラルクって読んじゃうわけ。だからみんな僕のことをハルクじゃなくてラルクと呼ぶっていう…。ブラジルの奴らは今でもハルクだけど、それ以外のみんなからはラルクって呼ばれてるよ。あと、僕はハワイ出身だから、みんな「“ダ” ラルクが来た」って言うんだよね。ハワイではTheを“ザ”じゃなくて“ダ”って言うから。ザ ダルク、ダ ダルク…ってなって、そのまま定着したんだ。気に入ってるよ。たまにUberとかLyft使うと、運転手が僕の下の名前が“ダ”なのかと勘違いするんだけど、ラルクの方が名前ね。まあ、そんな感じで始まった名前さ。

 

フィットネスへの興味はどこから?何かに影響を受けたから?

バイオメカニクスに重点を置いたキネシオロジーを学んでいて、トレーニングとフィットネスにはずっと興味があったんだ。ファーストレスポンダーと仕事をするようになって、彼らがもっと成長する手助けがしたいって強く思うようになった。もっと機能的に、ただ強く見えるだけじゃなくて、本当に強くて効率的に動けるようになるように。常にそれにを意識してやってたよ。次のインスピレーションの質問だけど、これもファーストレスポンダーとの仕事に重点を置いて、彼らの助けになりたいってところからからだよ。僕のトレーニングの多くはそれを軸としてたし。それに、器具なしでできるプログラムを作りたかったのもある。自分の体重を使ってできれば誰でも実践できるでしょ。

 

Da-Rulk-7
Da-Rulk-2
Da-Rulk-1
previous arrow
next arrow

 

クリス・ヘムズワースと仕事することになったきっかけは?

実はクリスの方から僕にコンタクト取ってきてくれて、トレーニングをもっと機能的なフィットネスに変えたいからって。クリスは凶器のようで、強くて、爆発的にパワーがあって、体は機械のように美しい。でももっと動けるようになりたかったんだって。子どもたちと遊ぶのに機能的なフィジカルが欲しくて、とにかくもっとアクティブに動けるようになりたかったんだ。重心を移動させることばかり気に掛けてると、機動性のことなんて忘れちゃうからね、それで俺に連絡してきたんだよ。

 

チャリティ活動もたくさんしているみたいだけど、それについて聞かせてくれる?

恩返しをすることには常に情熱を持ってるよ。最初はファーストレスポンダーに向けたトレーニングに情熱を燃やしていて、それは今も変わらないけど、自分の周りの人たちやコミュニティを助けることが優先になることもあるよね。そういう思いもあって、オレンジ郡小児科病院(CHOC)のアドバイザリーボードのメンバーになってるんだ。CHOCにある自閉症センターでも務めてるよ。子供の手助けをするのがただ好きなんだよね。スペシャルオリンピックにも携わったりして、子供たちが挑戦して試練を乗り越えるのをサポートするのが本当に楽しいよ。ファーストレスポンダーウェルネス(www.firstresponder-wellness.com)でもボードの一員だよ。彼らは全米最大のファーストレスポンダーとメンタルヘルスの機関だからね。勤務中になってしまったPTSDとか依存症とかと戦うファーストレスポンダーをサポートすることを重視している機関だよ。彼らは僕たちにとってヒーローだから、助けになる機会があればいつでも協力したいと思ってる。

 

シェイプアップを目指している人に何かアドバイスするとしたら?

トレーニングプログラムを始めたら、刺激を求めないで目的を見つけるんだよ。目的はGPSみたいなものだから。何かをする目的があれば、使命を果たすにも目的意識を持てるし、それで大抵はやり遂げられるだろうからね。成功するレベルに持っていくにはいくつかの要素が必要になってくるのさ。まず自制心。モチベーションはあっという間に無くなるもので、短い間しか続かないものだから。自制心を保つには集中と努力が必要だけど、それを続けているうちに一貫性と忍耐力になるんだ。だから自制心と目的意識を持ち続ければ、絶対目標を達成するよ。これはフィットネスであろうと人生においてであろうとね。

 

 

どこへ行けばダ・ラルクについてもっと知ることができる?

トレーニングは主にクリス・ヘムズワースと一緒にしているから、Centrのアプリとwww.centr.comを見てもらえればいいと思う。アプリストアにあるフィットネス関連のトップアプリの1つで、僕がやっているトレーニングをたくさん網羅してるんだ。あと、Master Class(www.masterclass.com)でもコースを完遂したところだよ。Master Classでは僕の機能的なトレーニングプログラムの「ロー・ファンクショナル・トレーニング(RFT)」の方法論やプログレス・リグレスなんかをたくさん網羅してたね。だけど、僕はソーシャルメディアにはちょっと疎いから、今はlnstagramぐらいかな。でもゆっくりだけどそれもちょっとずつ慣れてきたかな。

 

 

座右の銘は?

今この時代は色んなことが起きているから、「ALWAYS CAN ― どんなときもできる」かな。これは僕がよく使うハワイの古いことわざなんだけど。できるならできる、できなくても、できることはある。今はたくさんの規制がかけられてて、以前なら精神的にも躊躇われたであろうこともね。でも今はコロナの影響で実際の規制になってるから、どうにかしないといけない。

だから健康的な体になりたかったらできる方法を見つけないといけない。でも今なら誰もが自分自身をちょっと見つめ直して、内省的になって、何かをやり遂げたい理由を見つけるいい機会だと思う。自分が達成したいことに軸を置いてプランを立てて、で、実現する。このマイナスをプラスに変えていかなきゃいけないし、自分自身と向き合い、自分は誰なのか、何をしているのか、どこへ向かいたいのかを知るいい機会でもあると思う。

 

その他のアイテムはこちらからチェック