日本アンバサダー
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スポーツ、アート、ミュージックなど各界のスターたちから絶大な支持を受けるソックスブランド”STANCE”。
STANCEに魅せられた気鋭のアーティスト、アスリートたちが日頃から大切にしているスタンス(姿勢)にフォーカスしたショートインタビューコラム“MY STANCE”第14弾!
【PROFILE】
中井飛馬
BMXレーサー
instagram: @asuma_nakai
地元でもある新潟県上越市で父がアパレルのお店をやっていて、お客さんとして来店していたBMXライダーの方に教えてもらったことがきっかけです。金谷山BMXコースという場所が実家から自転車で5~10分くらいのところにあったので、学校があるときは朝と放課後に通っていました。冬は雪が降ってしまうので、両親に関東や関西のコースにも連れて行ってもらっていました。
小さい頃から負けず嫌いで、何事もやるなら一番がいいというタイプ。全日本で優勝したら次はアメリカへ連れて行ってもらって、世界選手権へ…、という感じでステージが大きくなり、10歳くらいにはもう選手としての意識や自覚というのは芽生えていました。世界を目指していたというよりは、「イケるでしょ…」というような感覚でしたね。
コロナに関してはアメリカにいたので、日本の感覚とはちょっと違います。僕のいた場所はそんなにルールとかにも縛られず練習ができましたね。去年からコーチが変わり、一緒に生活していた今のコーチが見ているチームメイトに、僕が小さい頃から世界のトップとして活躍し、リオ五輪では金メダルを獲得したコナー・フィールズ選手がいるんです。彼が生活のなかで、自分の経験やノウハウをたくさん伝えてくれるので、とても影響を受けています。
基本的にはアメリカを拠点として、日本はコロナの関係で今は長めに滞在しているけど、普段は年間で3ヶ月いるかどうかです。アメリカにいる間は、ラスベガス→フロリダ→テキサスという感じで、練習する人たちや大会などによって、移動するような生活なので、毎回とても新鮮です。オフの日は街をサイクリングしたり、カメラが好きなので、カメラを持って写真を撮ったり、美術館やローカルレストランへ行きます。街の文化に触れて、カルチャーを楽しみながら過ごしています。
東京オリンピックでは選手村にも入り、ウォーミングアップやレースの待ち時間まで、裏側まで体感できました。観客がいないこともあって、自分はレースしないのにめちゃくちゃ緊張したことを覚えています。自分自身がオリンピックというものを目標にしているものの、生で改めて見ると、その偉大さというか…、感動的な空気感に憧れる気持ちがさらに強くなったと同時に、パリオリンピックまであと3年(東京オリンピック開催時点)か、って現実に引き戻されました。パリオリンピックでの金メダルというのは意識しはしているけど、あまりとらわれずに、レベルを上げて大会に勝つ、表彰台に乗る、などひとつひとつの目標を達成していけば、その先にオリンピックのメダル獲得というものがあると思っています。
靴が好きなので、靴とソックスをリンクさせるということにこだわっています。あとは、普段から長いソックスを履いています。音楽も好きなので、ロックバンドのコラボソックスとかは選びがちですね。
ファッションからアクションシーンまで使えるアイテムのバリエーションの多さですかね。デザインもそうですが、レースのときにはモトクロス用のソックスを履いていて、厚手だけど厚すぎず、フィット感も良いので重宝しています。
何事も本気でやって、こだわることです。例えば練習では、ただやるだけではなく、前日に次の日のプランを考えて、練習中にもフォームなどの細かいことを意識するなど、他の人が気にしないことにこだわることで差がつくと思っています。練習だけじゃなくて、大学の勉強や趣味もそうですが、こだわりを持って向き合うのが自分のスタンスです。