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どんな時でも自分らしさを忘れず、オリジナルスタンスを追求する人にフォーカスする企画”ORIGINAL STANCE”。今回は、ファッションスタイリストとしてこれまで多くの有名俳優やミュージシャンのスタイリングを手掛け、多岐に渡って活躍している平本兼一さんが登場。彼が今もっとも夢中になっているのはなんと、釣り。ここではその知られざる魅力や、釣りに対する彼なりのオリジナルスタンスを聞いてみました。
スタイリスト
Instagram/@kenichihiramoto
始めたのは小学生の時です。ちょうどアニメや漫画などバスフィッシングを題材にしていたものが流行ってブームになっていた頃ですね。そこからだいぶ間が空いて3年ほど前にまた何気なく始めたんですけど、今では少しでも時間ができれば湖に車を走らせるほどハマってますね。まさに仕事の合間を縫ってどっぷりです(笑)。
やっぱり自分で考えることが多いからじゃないですかね。季節や気温、前日の天候、ポイントの地形など、目の前の環境を自分なりに解釈して攻め方を考えるのが面白いんです。あとは釣り方の選択肢が多いのも楽しい。同じフィールドを前にしても、人それぞれに選ぶタックルやルアーが全く違ったりもするんです。何が良い、悪いではなく、自分が良いと思ったやり方を自由に選べる。そうして釣った時の気分は本当に最高なんです。まさに自分なりのスタンスを突き詰めて、とことん楽しめるのがバスフィッシングの魅力だと思います。
そうですね。実際自分の周りにも「最近また始めてハマってる」「興味があってやってみたい」という人が多くなってきました。フィッシングメーカーと有名ファッションブランドがコラボレーションしたアイテムも少しずつ見かけるようになったし、自分でもそういった物を着て釣りに行くことも多いです。
もちろん釣りをする時に適した機能性は重視しますが、あとはミリタリーカラーだったり、シンプルなモノトーンだったり、もともとオーセンスティックなストリートスタイルが好きなので、あまり普段と大きな違いはないですね。それは釣り道具を選ぶときも同じで、例えば釣りの時に使ってるバッグやタックルボックスもついミリタリー系の色合いを選びがちだったり。街にいる時と同じような感覚で服も釣り道具も選んでいるんだと思います。今日履いているSTANCEも、NY出身のグラフィティアーティスト・STASHとのコラボモデル。やっぱりどんな時でも自分の好きな物を身に着けていると気分も上がるし、その方が釣果にも繋がると思います
(笑)。