ギフト
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某インポートブランドのストアマネージャーやセレクトショップのディレクションを経て、現在はオンラインストア「COZYHOUSETOKYO」を営む古島聡さん。「昔から天邪鬼だった」と笑う彼は、流行やトレンド”じゃない”ものを日々探し、収集。そうして集められたアイテムたちは、毎週金曜日にオンラインストアに並ぶ。またセレクトだけではなく、部屋でも外でも着れるちょうどいい「日常着」をオリジナルアイテムとして販売するなど、その興味とアクションは独創的で、多種多様。無気力そうで、アグレッシブだ。
そんな彼が、自らの母へ敬老の日に合わせてチョイスしたのは、シンプルなホワイトのソックス。彼に、人生を共に歩んできた母への思いを聞いた。
COZYHOUSETOKYO オーナー
@cozyhousetokyo
「シンプルなものにした理由の一つは、タンスの肥やしになってほしくないからですね(笑)。これなら好き嫌いはないだろうし、けどさり気なくロゴがくるぶしあたりに見えたらかっこいいだろうなって。イメージは、ニューヨークでいつか見た、おばあさんのソックス&スニーカーな足元。そのおばあさんにとっては日常的な着こなしが、すごくかっこよかったんです。」
「stanceのソックスは、特別感がありますよね。素材もいいし、それによって値段もほかの靴下よりも少し高いし。だから、人に贈るものとしてすごくちょうどいい感じがする。いろんな種類があるから、相手によって合わせられる。」根っからのスニーカーマニアの古島さん。stanceを好き担った理由も、スニーカーとのコラボレーションで、ソックスも含めたスタイリングを提案していたのを目にしてからだった。
「うちの母、あるときから足が悪くなってしまって。歩きにくいと話していたので、スニーカーをプレゼントしたんですよ。いろいろ考えたんですが、asicsのGEL-LYTE を選んで。そしたら、毎日履いてくれてるんです。もしこの靴下を履くとしたら、それと合わせて履くだろうなというイメージもあって。きっと狙ってないと思うけど、その狙ってなさがかっこいいと思う。普通のおばちゃんが、かっこいいソックスとかっこいいスニーカーを、普段着に合わせてるかんじ。きっとスニーカー同様にソックスも毎日履くかもしれないので、何枚かプレゼントしないとかもな。」